きょうのユーロドルは反落しており、再び重要な節目の1.12ドルを割り込んでいる。ただ、いまのところ直近安値は上回って推移している状況。フランスの財政問題への懸念を背景に仏国債利回りが上昇していることが重しとなっている。フランスのルキュール財務相はインタビューで、来年度予算を巡る協議が行き詰まった場合、政府は特別な憲法上の権限を行使し、議会を迂回して数十億ユーロ規模の歳出削減を成立させる用意があると述べた。ただ、懸念は払拭できていない。 エコノミストはレポートで、海外投資家が仏国債の保有をさらに縮小すれば、ユーロは一段の下落余地があるとの見方を示している。「フランス国債のうち56%が海外投資家が保有していることから、世界の債券市場に対するセンチメントは今後も仏国債とドイツ国債の利回り格差を左右する重要な要因となる」と指摘。 海外勢の中でも大口投資家である日本は、仏国債の保有を着実に減らしており、他国も同様の動きを取っている可能性がある。そのため、同国債を巡るリスクは引き続き高いとも述べている。 EUR/USD 1.1187 EUR/JPY 176.94 EUR/GBP 0.8470 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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