原油相場は徐々に90ドル割れの取引になっている。湾岸諸国からの原油輸出が強化 される一方、石油備蓄放出の議論が進んでいることが、原油相場の上値を圧迫してい る。欧米ではディーゼル燃料価格の高騰も一服している。国際エネルギー機関(IE A)は10月14〜15日に備蓄放出の詳細を決めるための会合を行う見通し。ディー ゼル燃料の放出がどの程度の規模になるのか、どの国がどの程度の量を負担するのかな ど、詰めの協議が予定されている。主に供給環境の改善が、原油相場の上値を圧迫して いる。ただし、6日に続いて7日もフーシ派はサウジアラビアを攻撃している。いつ原 油供給体制に影響が生じるのか分からないとの不安心理は維持されている。石油施設が 大規模攻撃を受ければ、吹き上げる可能性はある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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