[今夜の視点]海外原油=堅調か、米国とイランの衝突再開を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比2.01ドル高の90.29ドルで
推移。本日これまでのレンジは88.77ドルから90.42ドル。
 今晩の海外原油は堅調か。来月3日の米中間選挙や今月27日のイスラエル総選挙の
前に、イランに対する大規模な軍事作戦が再開される可能性があることが相場を押し上
げそうだ。米アクシオスの報道によると、米国防総省は米中央軍に対してイランでの大
規模な戦闘作戦再開に向けた準備を完了するよう指示したという。
 米国がイラン戦争を続けて目標を達成するのか不明だが、イランがほぼ毎日のような
タンカー攻撃を継続するようだと、ホルムズ海峡に近づく船舶はいなくなりそうであ
り、回復した供給はいずれ下振れしていくだろう。取り崩しの続く世界の石油在庫が一
段と減少するとオイルショックが再来する可能性が高く、米国がイランの提示する条件
を受け入れず、オイルショックも回避しようとするなら、力尽くでホルムズ海峡の自由
な航行を取り戻すしかないと思われる。米中間選挙でトランプ米大統領の旗色が悪くな
ってからでは遅いだろう。
<今夜の予定>
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 製造業生産 2026年8月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】23:00 卸売在庫 2026年8月確報値(商務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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