メキシコ湾の熱帯性暴風雨「Isaias」はハリケーンに勢力を強めた。 9〜10日にかけて、ミシシッピ、アラバマ州などから上陸する見通しになっている。 やや進路が東寄りにズレたことで、原油・天然ガス生産の中心地は外れるが、それでも 既に大きな影響が報告されている。米当局の報告だと、メキシコ湾では原油生産の 62.89%、天然ガス生産の57.35%が停止している。当然に原油・天然ガス生 産の下振れ要因になり、相場に対してはポジティブだ。現状では、ハリケーンによる大 規模な施設損壊などは限定される見通しだが、注意が必要な状況になっている。一方、 上陸後に石油精製施設などに被害が発生すると、逆に需要リスクとしての消化を求めら れる可能性もあるだけに、注意が必要だ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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