コーン週間展望=米国産コーンの収穫の進展が手じまい売りの口実にされる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
                   [10月12日からの1週間の展望]
======================================
<シカゴ>8日終値 前週末比     |10月4日現在の米国産コーン発芽率・作柄状況
   26/12  500.25   + 2.50      | 成熟(83% 前週72%、前年-、平年83%)
  27/03 515.25   + 3.75   | 収穫:23%(前週18%、 前年-、平年27%)
                               | 作柄状況「良」以上:54%(前週 57%前年 -
                              |26/27年度米国産コーン期末在庫率9.7%(9月)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 158.23円  前週末比 0.48円の円安
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 【前週のレビュー】10月になり、米国産コーンの収穫が本格化し、ハーベストプレ
ッシャー(収穫期の売り圧力)が強まる。9日に発表の需給報告前に500セント台で
値固めできるかに注目とした。
【下値堅く推移も今秋の安値圏で低迷】
 シカゴコーンは下値堅く推移した。弱気の四半期在庫を嫌気し、9月30日に急落と
なり、今月5日まで押し目底を模索したが、6日と7日は戻り歩調となった。
 指標の期近12月限は、9月30日に500セントの節目を割り込み、8月20日以
来の安値となる498.75セントまで急落。1日から5日まで3日間、495セント
の安値をつける下落。5日は497.25セントと、500セント割れで引けた。6日
以降は終値で500セント台を維持しているが、今秋の安値圏で低迷状態。
 5日の引け後に米農務省(USDA)が発表した今月4日現在の作柄報告で良以上が
54%となり、前週より3ポイントの低を示したことが支援材料。収穫率は23%と平
年の27%を下回っているが、前週より5ポイントの進展しており、収穫は順調なこと
が圧迫要因。10月は収穫が本格化するため、折に触れ、収穫の進展は手じまい売りの
口実にされるであろう。
 9日に発表される需給報告が次の方向性を決める重要要因だ。作柄が悪化しており、
新穀の26/27年度の米国産コーンの生産見通しは下方修正される可能性が高いとみ
る。事前予想の平均は157憶2100万Buと先月の158万Buを下回っている。サ
プライズ評価となる下方修正があるかを見極めが必要。引き続き、小麦、大豆の動向に
も左右されそうだ。テクニカル要因からは495〜510セントのレンジを放れた方向
に動きやすいと予想。
【とうもろこしは取引は事実上、終焉】
 とうもろこしは、総取組高は0枚。事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
12日 ●日本(スポーツの日)、カナダ(感謝祭)
13日 企業物価指数 2026年9月(日本銀行)
    独消費者物価指数 2026年9月確報(連邦統計庁)
    週間穀物輸出検証高(USDA)
    作付け進捗率・土壌水分(USDA)
    米中古住宅販売統計 2026年9月(全米不動産協会)
    米財政収支 2026年9月(財務省)
14日 中国消費者物価指数 2026年9月(国家統計局)
    中国生産者物価指数 2026年9月(国家統計局)
    中国貿易収支 2026年9月(税関総署)
    米消費者物価指数 2026年9月(労働省)
    米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
15日 機械受注 2026年8月(内閣府)
    英貿易収支 2026年8月(国立統計局)
    英鉱工業生産指数 2026年8月(国立統計局)
    ユーロ圏鉱工業生産 2026年8月(EUROSTAT)
    米小売売上高 2026年9月(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米生産者物価指数 2026年9月(労働省)
    米製造業景況指数 2026年10月(ニューヨーク連銀)
    米製造業景況指数 2026年10月(フィラデルフィア連銀)
    米企業在庫 2026年8月(商務省)
16日 ユーロ圏消費者物価指数 2026年9月確報(EUROSTAT)
    ユーロ圏貿易収支 2026年8月(EUROSTAT)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
    米輸出入物価指数 2026年9月(労働省)
    米鉱工業生産・設備稼働率 2026年9月(FRB)
    対米証券投資 2026年8月(財務省)
    建玉明細報告(CFTC)
   MINKABU PRESS
    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。


このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。