金・銀午前=金は反落、ドル高や原油高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場の軟調を受けて下げ幅を拡大した。銀は10月限が変わらずとなった。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が203〜36円安、金ミニが
104.0〜4.5円安、ゴールドスポットが263円安、銀が変わらず。
 午前11時1分現在の出来高は、金が9214枚、金ミニが9188枚、ゴールドス
ポットが85枚、銀が1枚。
【NY金はドル高や原油高で戻りを売られる】
 金はドル高や原油高を受けて戻りを売られた。トランプ米大統領は、ロシアとの大規
模なディーゼル(軽油)取引を発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア
にとって戦争を続けさせる追加資金になると反発した。また米議会上院の超党派のメン
バーが反対声明を発表した。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるリヤド
の国際空港に対する攻撃を受け、サウジアラビア当局者は空港の運用停止措置を17日
まで延長した。一方、今週は9月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。米クリ
ーブランド地区連銀のハマック総裁は、連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に向
け、景気抑制的な金融政策に「比較的速やかに」移行すべきだと述べた。
 カザフスタン国立銀行が金準備を売却する見通しとなった。米10年債利回りが24
年ぶりの高水準に達するなか、外貨準備の資産配分を見直す必要が出た。外貨準備全体
に占める金の比率は約78%に達し、約3ポイント引き下げたいとした。同中銀の金保
有量は386トン。
 中国のメモリチップメーカーCXMTは、次世代DRAM設計における進展を発表し
た。「4F2」メモリセル構造において重要な進展を遂げたとし、ストレージ容量の増
大と効率の向上が期待されるとした。半導体株が下落し、ドル安に振れた。
 金先限は2万1632円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=158円台後半で円安が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場では、ドル高や原油高を受け
て戻りを売られた。アジア市場では、朝方の4172.18ドルから、4152ドル台
まで下落したのち、ドル安を受けて下げ一服となった。
 午前11時現在、4165.77ドルで推移、銀は6000セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4191.80ドル、銀が6024セント。

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