ドル売り優勢も値動きは鈍る、ドル円157円台後半=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル売りが優勢となっているが、一段の値動きは鈍っている。前日の米CPIの上振れを受けたドル買いが一時的にとどまり、NY終盤にかけて米債利回り低下とともにドル売り優勢となった地合いを引き継いでいる。きょうも米10年債利回りは5.07%台まで一段と低下。ただ、ロンドン時間に入ってからはドル売りの勢いは落ち着いてきている。このあとのNY市場で発表される米PPI、小売売上高などの結果を見極めたいとのムードがあるようだ。ドル円は157円台後半での揉み合い。ユーロドルは1.12ちょうど付近から前半に高止まり。ポンドドルは1.32台後半に一段高となったあとは1.32台半ばで取引されている。長期債は全般に買いが優勢となっている。欧州株では半導体株が下落も全般的には上昇銘柄数が過半となっている。ドル指数は10日線の短期サポートを下回っており、今後本格的な調整局面に転じるのかが注目される。 ドル円は157円台後半での取引。東京早朝の158.35付近を高値に上値重く推移している。東京午前中には157.58付近まで安値を広げた。その後はロンドン序盤にかけて158円台乗せ水準まで反発したが、足元では157.80付近へと押し戻されている。米10年債利回りが5.15%台から5.07%台まで低下しており、ドル相場を圧迫している。 ユーロドルは1.12付近での取引。全般にドル売りが優勢となるなか、東京早朝の1.1151付近を安値に買われ、東京昼にかけて高値を1.1241付近に更新した。その後は一段の上昇は一服も1.12台を維持しての高止まりとなっている。ユーロ円はやや円売りが優勢。東京早朝の176.51付近を安値にロンドン序盤には177.29付近まで上昇。その後は176円台後半へと押し戻されている。対ポンドではユーロ買い先行もロンドン時間にかけては値を戻している。カザークス・ラトビア中銀総裁は「ECB、金利を巡り当面急ぐ必要ない」と慎重な姿勢を示した。 ポンドドルは1.32台半ばでの取引。東京早朝の1.3186付近を安値に買われ、ロンドン時間には高値を1.3276付近に更新した。足元ではやや上昇一服し、高止まりしている。ポンド円は東京午前につけた208.59付近を安値に、ロンドン朝方にかけて高値を209.45付近まで伸ばした。その後は209円ちょうど付近までの揉み合いとなっている。日本時間午後3時発表の英月次GDPが予想外のプラス成長となったが、ポンド買い反応は限定的だった。ユーロポンドは0.8451から0.8478までのレンジで上下動し、方向感に欠けた。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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