【市況】 金は反発。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て 現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。銀は10月限が小幅安となった。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が96〜142円高、金ミニが86.5 円安〜226.5円高、ゴールドスポットが34円高、銀が0.1円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が4705枚、金ミニが6370枚、ゴールドス ポットが48枚、銀が11枚。 【NY金は予想以上の米PPIも長期金利低下が支援】 金は長期金利の低下が支援要因になった。9月の米生産者物価指数(PPI)は前年 比6.3%上昇し、2022年12月以来の大幅な伸びとなった。前月比では1.3% 上昇し、22年3月以来、4年半ぶりの大きな伸びを記録した。市場予想は前月比 0.5%上昇。ただAI(人工知能)関連成長の鈍化懸念のほか、米連邦準備理事会 (FRB)が今月末の会合で政策金利を据え置くとの観測を背景に長期金利が特に低下 し、10年債と30年債の利回りは9月23日以来の低水準を付けた。 イエメンのサウジアラビア主導の有志連合軍は、親イラン武装組織フーシ派とサウジ の戦闘が激化する中、フーシ派が今月に入り、サウジの空港、港湾、石油施設数十カ所 に対する攻撃を試みたと発表した。原油高に対する懸念は上値を抑える要因である。 金先限は夜間取引で2万1726円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ た。円相場は1ドル=158円台前半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、予想以上の米生産者物価指 数(CPI)も長期金利の低下を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の 4161.65ドルから、原油高などを受けて売り優勢となった。 午前11時現在、4153.12ドルで推移、銀は5713セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4134.02ドル、銀が5607セント。 MINKABU PRESS
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