コーン週間展望=期末在庫の上方修正で収穫の進展が弱材料視されやすい

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
                   [10月12日からの1週間の展望]
======================================
<シカゴ>16日終値 前週末比    |10月11日現在の米国産コーン発芽率・作柄状況
   26/12  474.25   - 5.50      | 成熟(91% 前週83%、前年-、平年91%)
  27/03 486.50   - 7.75   | 収穫:33%(前週23%、 前年-、平年39%)
                               | 作柄状況「良」以上:56%(前週 54%前年 -
                              |26/27年度米国産コーン期末在庫率11.3%(10月)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 157.87円  前週末比 0.36円の円高
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 【前週のレビュー】米国産コーンの収穫の進展が手じまい売りの口実にされる。小
麦、大豆の動向にも左右されそうだ。9日に発表の需給報告後、12月限は495〜
510セントのレンジを放れた方向に動きやすいと予想とした。
【今秋の安値圏で低迷】
 シカゴコーンは今秋の安値圏で低迷となった。9日に発表となった需給報告で新穀の
26/27年度の米国産コーンの期末在庫上方修正されたうえ、収穫が本格化し、ハー
ベストプレッシャー(収穫期の売り圧力)が強まったことが弱材料となった。9日以
降、総取組高が減少となり、大口投機家の買い玉の整理が進んでいる。
 例年、10月から11月半ばにかけて収穫の進展が売り材料視される。今年もまたそ
の季節の到来。今年は10月の需給報告で新穀の期末在庫が予想に反して上方修正とな
っただけに弱材料に反応しやすい。
 9日に発票された需給報告は新穀、旧穀とも期末在庫率が前月比で上方修正となっ
た。新穀の26/27年度の期末在庫率は11.3%。旧穀25/26年度は12.7
%。新穀は9.7%から一気に11%台に引き上げとなり、在庫は潤沢との印象が強ま
った。
 収穫進捗率は平年を下回っているが、収穫順調。今月中には50%超えとなり、11
月上旬まではハーベストプレッシャー(収穫期の売り圧力)は売り口実にされそうだ。
 指標の期近12月限は9日の安値470.25セントが支持線。抵抗線は13日の高
値488.25セント。大豆が9日の安値を割り込んで安値模索となっているだけに注
意が必要だ。小麦相場の下振れリスクも警戒したい。
【とうもろこしは取引は事実上、終焉】
 とうもろこしは、総取組高は0枚。事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
19日 ●香港(重陽節)
    中国国内総生産 2026年7-9月期(国家統計局)
    中国住宅価格指数 2026年9月(国家統計局)
    中国小売売上高 2026年9月(国家統計局)
    中国鉱工業生産 2026年9月(国家統計局)
    加消費者物価指数 2026年9月(カナダ統計局)
    週間穀物輸出検証高(USDA)
    作付け進捗率・土壌水分(USDA)
20日 英雇用統計 2026年9月(国立統計局)
    独生産者物価指数 2026年9月(連邦統計庁)
    独景況感指数 2025年10月(ZEW)
    ユーロ圏国際収支 2026年8月(ECB)
    米住宅着工・許可件数 2026年9月(商務省)
    米中古住宅販売仮契約指数 2026年9月(全米不動産協会)
21日 貿易収支 2026年9月速報(財務省)
    英消費者物価指数 2026年9月(国立統計局)
    英生産者物価指数 2026年9月(国立統計局)
22日 米新規失業保険申請件数(労働省)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
23日 消費者物価指数 2026年9月(総務省)
    英小売売上高 2026年9月(国立統計局)
    ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年10月速報(Markit)
    ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年10月速報(Markit)
    ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2026年10月速報(Markit)
    米消費者信頼感指数 2026年10月確報値(ミシガン大)
    建玉明細報告(CFTC)

   MINKABU PRESS
    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。


このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。