NY原油市況=中心限月は反落、利益確定の売りが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/11     101.75      104.18      99.24       103.66       + 2.25
  2026/12     99.04       99.71       96.72       98.54        - 0.48
  2027/01     97.50       97.78       95.24       96.67        - 0.77
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              866,891             1,823,871    ( - 10,950)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/11     492.01    + 2.10
                            2026/12     472.60    + 0.28
         改質ガソリン       2026/11     319.14    - 4.40
                            2026/12     310.47    - 3.96
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の当限は続伸も、中心限月である12月限は反落。期近2限月の前
日比は0.48ドル安〜2.25ドル高。その他の限月は0.79ドル安〜0.48ド
ル高。
 トランプ米大統領がまもなく発動する予定だったロシア関連の主要な制裁と関税の適
用を免除し、ロシアの石油の販路を維持したことが利益確定の売りを誘った。世界的に
ディーゼル燃料などの供給ひっ迫感が強く、トランプ米政権は供給不足の緩和を目指し
ている。
 アラビー・アル=ジャディードの報道によると、米国とイランの合意が今週にも発表
される可能性がある。仲介者に近い関係筋の話として伝えられているが、ほとんど材料
視されていない。これまで数多くの合意報道があったものの、報道に終わっている。
 ホルムズ海峡を経由した輸出量の回復が一時的だったと見られることは下値を支え
た。調査会社ケプラーによると、先週の中東地域からの輸出量は7日間平均で日量
850万バレル規模となり、その前の週の同2000万規模から急減した。イランはホ
ルムズ海峡で船舶攻撃を継続している。
 アル・ジャジーラは、米国がイランの南東部のコナラク海軍基地を攻撃したと報道し
た。対空砲が標的となり、兵士2名が負傷した。イラン海軍報道官の発言として伝えら
れている。事実であるならば、米国のイラン攻撃は約7週間ぶり。ただ、米国はこの報
道を否定している。また、イラン領海に接近しようとした米駆逐艦にイランがミサイル
攻撃を実施したとの報道もあるが、真偽は不明。
 時間外取引で12月限は96.72ドルまで軟化。通常取引開始後は押し目買いが優
勢となり、99.71ドルまでプラス転換したが、マイナス圏に押し戻されて引けた。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの期近3限月は続伸。留出油の供給
不足見通しが背景。
今日の材料
・米国は中間選挙前にイランのカーグ島への攻撃を検討=ハヨム紙
・プーチン大統領や習近平主席との会談は中国で行われる可能性=トランプ米大統領
・ロシアのラブロフ外相がイランを訪問
・地域の国々は今、米国の軍事プレゼンスが自国の安全保障強化に役立たないと理解=
アラグチ・イラン外相
・これらの軍事基地は自らを守れず、最近の敵対行為で大きな被害を受けた=同上
・ホルムズ海峡の自由な航行を支持=ラブロフ露外相
・中東が混乱前の状況に戻ることを望む=同上
・イエメンを巡る協議再開を支持=同上
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