ドル円は午後に入って円買い強まる=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円は午後に入って円買い強まる=東京為替概況
   
 朝方は前日の海外市場からのドル高・円安の流れを引き継ぎ、ドル円は昨日の高値158.55円を上回る158.60円を付ける場面が見られた。もっとも、日米通貨当局による円安けん制姿勢への警戒感が上値を抑える中、アジア株式市場で半導体をはじめとするITハイテク株の下落を背景にリスク警戒の円買いが強まると、昼前からドル安・円高が進行。午後に入って158.09円まで下落している。
  
 ユーロドルは朝から堅調に推移。フランス情勢への警戒感がくすぶるものの、下値は堅く、地合いの強さが印象付けられている。朝方の1.1210ドル前後から午後にかけて1.1235ドルまで上昇し、その後は小幅な調整を挟んだものの、15時に発表されたドイツ生産者物価指数(PPI)が強めに出たことで再び買いが広がった。また、同時刻に発表された英雇用統計が予想外の改善を見せ、ポンド買いが波及したこともユーロドルを下支えした。
  
 ポンドドルもユーロドルと同様に朝からしっかりとした足取りとなり、1.3300ドル台から午後には1.3330ドル台まで上昇。さらに、15時発表の英雇用統計において、ILO基準の失業率が予想および前回の4.9%から4.7%へ改善したことが好感され、1.3357ドルまで上げ幅を拡大した。
  
 クロス円も欧州通貨高を反映する動きとなった。ユーロ円はドル円の底堅さと対ドルでのユーロ買いを背景に、朝方の177.60円台から昼にかけて177.92円まで上昇。その後はドル円の反落に押される形で、177.53円まで下押しした。
  
 ポンド円も午前中はユーロ円に連れ高となり、210.80円台から211.19円まで上昇。その後はドル円の急落を受けて一時210.79円まで下落したものの、英雇用統計の好結果を受けたポンド買いにより、足元では再び211.10円台の高値圏へと反発している。
  
MINKABUPRESS 山岡

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