日経225先物は11時30分時点、前日比550円高の6万4950円(+0.85%)前後で推移。寄り付きは6万5380円と、シカゴ日経平均先物(6万4940円)を大きく上回る形で、買いが先行して始まった。現物市場の寄り付き後ほどなくして6万5540円まで上げ幅を広げ、買い一巡後は中盤にかけて6万4790円まで上げ幅を縮める場面もみられた。ただ、終盤にかけてはショートカバーを交えてのロング優勢の動きをみせており、節目の6万5000円を挟んでの推移となった。 半導体やAI(人工知能)関連株の動向が注目されるなかで、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などが買い先行で始まったことで、先物市場ではリバウンド狙いのロングが優勢となった。 ただ、アドバンテストなどが買い一巡後に上げ幅を縮めたことで、中盤にかけては売り仕掛けの動きが強まり、ロングの解消を誘ったとみられる。しかし、韓国KOSPI指数の上昇率が4%を超えてきたことが材料視され、日経225先物には終盤にかけて再びロングが入り、ショートカバーを誘う形になったようである。 日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(6万4170円)と25日移動平均線(6万6500円)とのレンジでの推移をみせている。後場も6万5000円処での底堅さを見極めつつ、リバウンド狙いのロング対応が意識されよう。ただ、アドバンテストなど半導体株が上げ幅を縮めてくるようだと、次第にロングを手控える動きが広がり、短期的な売り仕掛けにシフトしそうだ。 NT倍率は先物中心限月で16.00倍(20日は16.00倍)と横ばいで推移。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を牽引するなかで、16.13倍まで切り上がる場面もみられた。しかし、中盤以降は半導体株の伸び悩みにより、NTロングを巻き戻す形になっている。日経225先物の6万5000円処での上値の重さが意識されるようだと、次第にNTショートに振れやすくなりそうである。 株探ニュース
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