ドル円は午後にやや円買い=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円は午後にやや円買い=東京為替概況

 朝は堅調な動きを見せ、158.10円台から158.39円まで上値を伸ばしたドル円。仲値での外貨買い円売りなども支えとなっていたが、仲値を過ぎると上値トライは一服し、調整売りに転じた。午後に入ると朝の水準を割り込んで158.04円まで売りが出る展開となった。
 日本銀行の氷見野副総裁が「緩和調整が遅れれば景気の悪化につながる可能性」「実質金利低く、貸し出しも伸びている、利上げ後も緩和環境が維持されている」などと発言し、追加利上げを示唆する形で円買いとなった。もっとも158.00円手前ではドル買いが入っており、一方向の動きにはならなかった。

  ユーロドルは上値が重い展開となった。朝の1.1240ドル近くから少し下げて、昼過ぎまで1.1220ドル台中心の推移になると、午後に入ってもう一段の下げとなって1.1218ドルを付けた。値幅自体は限定的ながら、戻りの鈍い推移となった。

 ユーロ円は朝の177.83円から、ドル円での円買いもあって午後に177.44円を付けた。178円手前の重さもポジション調整のユーロ売り円買いに寄与した。

 ポンドドルは1.3375ドル前後での推移から、15時の9月英物価統計を受けて振幅した。英消費者物価指数(CPI)前年比が+3.5%と市場予想の+3.4%、8月の+3.1%を超えて上昇した。国内需要が中心で中銀が注目しているとされるCPIサービスも+3.7%と市場予想の+3.6%を上回る伸びとなった。また、先行性がある生産者物価指数も予想を超える伸びを示した。これを受けて対ドルで1.3386ドルまで買われたが、すぐに反落して1.3364ドルを付け、発表前の水準に戻すなど上下の動きを見せた。

 対円では円買いもあって午前の211.84円から発表前に211.40円前後まで下げた。発表後は一時211.70円を付けたが、その後211.40円前後まで押し戻されるなど、対ドル同様に買いが続かなかった。

MINKABUPRESS 山岡

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