NY金・銀市況=急落、原油高や株安でリスク回避

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (26/12)  4159.0     4164.3      4037.2      4060.4     - 89.6
          (27/ 2)  4193.4     4194.3      4070.6      4094.1     - 90.5
   銀     (26/12)  5809.5     5810.5      5458.5      5500.7     -270.3
         (27/ 3)  5844.0     5844.0      5530.5      5568.9     -274.8
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           228,773       158,688       400,014        (-  2,265)
  銀           62,263        36,983       114,225        (+    233)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          52,867.98  +  11.89
     前日  158.13/15   1.1232/34   ・ナスダック         26,008.86  - 694.00
     本日  156.75/77   1.1217/19   ・10年米国債利回り      4.95  -   0.19
・NY原油  (26/12)   99.47 + 2.32  ・SPDR保有金残高  1,057.62  -   2.57
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク金は急反落、銀は大幅続落。前日比は金が97.9〜87.7ドル安、
中心限月の12月限が89.6ドル安、銀が290.3〜265.8セント安、中心限
月12月限は270.3セント安。
 金12月限は急反落。時間外取引では、原油高や人工知能(AI)投資の先行き懸念
を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、米
国債の利回りが低下したが、株安や原油の押し目を買われたことを受けて一段安となっ
た。
 銀12月限は原油高や株安、金急落を受けて売り優勢となった。
 ニューヨーク金12月限は急反落。時間外取引では4072.7〜4164.3ドル
のレンジで推移、前日比75.2ドル安の4074.8ドルとなった。12月限は高寄
りしたのち、原油高や人工知能(AI)投資の先行き懸念を受けて売り優勢となった。
欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。
 日中取引では、米国債の利回り低下を受けて押し目を買われ、4107.2ドルまで
戻した。その後は、株安や原油の押し目を買われたことを受けて戻りを売られると、
4037.2ドルまで下落した。
 イエメンの武装組織フーシ派のサウジアラビア攻撃が激化した。またイランのイスラ
ム革命防衛隊海軍はペルシャ湾北部で違法な石油の積み替えに関与していたとする船舶
4隻が、同海軍の追跡を受けた後、攻撃を受けて炎上したと発表した。人工知能(A
I)投資の先行き懸念もあり、原油高や株安によるリスク回避の動きが圧迫要因になっ
た。
 ニューヨーク銀12月限は、時間外取引で5572.0〜5810.5セントのレン
ジで推移し、前日比190.0セント安の5581.0セントとなった。12月限は高
寄りしたのち、原油高や株安、金急落を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、
下げ幅を拡大した。
 日中取引では、米国債の利回り低下を受けて5610.5セントドルまで戻した。そ
の後は、株安や原油の押し目を買われたこと、金軟調を受けて戻りを売られ、
5458.5セントまで下落した。
 10月21日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比6万1318オンス減の
2334万3064オンス、銀は6万4471オンス減の3億3760万2263オン
ス。

今日の材料
・中国の主要株価指数CSI300指数は15カ月ぶりの安値となり弱気相場入りが確
認された。人工知能(AI)関連株が、成長とバリュエーションの持続性に対する懸念
から急落したことが背景。
・独仏10年債利回り格差が15年ぶりの高水準に拡大した。フランスの厳しい財政状
況と抗議デモ継続への懸念が投資家心理を圧迫した。仏10年債利回りは6.5ベーシ
スポイント(bp)上昇の5.06%。一時は5.1415%と2002年7月以来の
高水準を付けた。
・イランのイスラム革命防衛隊海軍は、ペルシャ湾北部で違法な石油の積み替えに関与
していたとする船舶4隻が、同海軍の追跡を受けた後、攻撃を受けて炎上したと発表し
た。
・石油大手サウジアラムコは、湾岸のダーランにある本社から退避してリモート勤務に
切り替えるよう従業員に指示した。イエメンの武装組織フーシ派との戦闘が激化してい
る。
・10月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス17.9と、9月の改定値
マイナス16.8から1.1ポイント悪化した。市場予想はマイナス17.0だった。
・米新規失業保険申請件数は前週比6000件減の19万4000件となった。レイオ
フ(一時解雇)の少なさを背景に、申請件数は1969年以来の低水準となった7月中
旬の18万9000件に迫る水準にある。市場予想は20万件だった。
・欧州中央銀行 (ECB )理事会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は、銀行に
よる自国国債の保有を制限するという案は時期尚早であり、有益でないとの考えを示し
た。
・ロシアのプーチン大統領は、ロシアが一方的に併合したと主張するウクライナ東部の
地域について、「歴史的にロシアの土地だ」と述べ、和平協議に向けたロシアの立場を
改めて強調した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。