前週は100ドル台前半まで値上がりする展開になった。中東からの供給不安の織り 込みが続いている。フーシ派のサウジアラビアに対する攻撃が続いており、油田も攻撃 対象になっている。また、ホルムズ海峡ではイランが船舶に対する攻撃を続けており、 機雷接触の報告も増えている。足元の供給量は特に大きく落ち込んでいないとの報告も あるが、軍事的な緊張感の高まりが、原油相場の上昇に直結している。 今週も供給リスクの織り込みが続きやすい。中東情勢の急激な改善が見られなけれ ば、供給リスクの織り込みが優勢の地合になる。前週は100ドルの節目を上抜いてお り、このまま供給不安が維持されると9月高値106.75ドルを試す可能性が高ま る。米国とイランが停戦に向けて大きな動きを見せるようなことがなければ、過熱感を 抱えた上昇地合が続く。米国が米中間選挙後にイランに対する大規模攻撃に踏み切る可 能性なども意識されると、上昇ペースが加速する。 予想レンジは95〜110ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。