−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/12 4,074.6 +36.2 シカゴ大豆 2026/11 1,229.25 -12.00 NY銀 2026/12 5,451.3 +17.2 シカゴコーン 2026/12 448.75 - 6.25 NYプラ 2027/ 1 1,537.2 - 8.2 NY原油 2026/12 99.90 - 1.86 NYパラ 2026/12 1,028.50 -24.10 ドル・円 157.94 + 0.43 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は158円に接近するまで上昇 NY為替市場、ドル円は158円手前まで上昇。NY時間に入ってドル高の動きが出 ており、ドル円を下支えした。米株式市場や原油も落ち着いた動きをしており、リスク 回避の円高も一服。ただ、28日に結果が公表されるFOMCと、金曜日の日銀決定会 合の結果待ち。「リスク回避の円高」という懐かしのキーワードが復活する中、日米の 金融政策後の展開を探る雰囲気も強いようだ。 FOMCについて今回は、据え置きが確実視されているものの、市場は12月の利上 げ期待を高めている。短期金融市場では80%程度の確率で織り込んでいるが、その期 待を追認するような内容になるか注目される。ただし、それ自体もすでに織り込まれて いる中、米株式市場や原油の反応次第では、円相場が動く可能性は留意される。 一方、日銀についてもFRB同様に、今回は据え置きが確実視されているものの、市 場は12月の利上げ期待を高めている。短期金融市場では80%程度の確率。市場は円 高がさらに進むには日銀による一層のタカ派姿勢が必要との声も多く聞かれる。 そのような中、日銀の追加利上げに過度に前のめりになっている向きもいるようだ が、足元のインフレは他国と比較すれば緊迫した状況ではなく、なお低成長が見込まれ る日本経済を考慮すれば、利上げを急ぐ必要性まではない。その辺を植田総裁がどう判 断してくるか注目されるが、敢えて言えば、次の春の賃金交渉も強気の数字が流れてい る。 ◎NY貴金属=金・銀は原油安で続伸、PGM系貴金属は下落 ニューヨーク金は続伸、銀は小幅続伸。 金12月限は続伸。時間外取引では、ドル高を背景にアジア時間の午後から売り圧力 が強まり、アジア時間の終盤に一時30ドルを超える下落となった。欧州時間には、下 げ幅を縮小し、14ドル超の下落で推移。 日中取引では、序盤から戻り歩調となりプラスサイドに浮上。ドルが堅調に推移、米 長期金利はほぼ横ばい状態ながら、原油安を背景に買いが先行となり、上げ幅を拡大し た。ユーロドルが軟調に推移が足かせながら、後半から終盤にかけても地合いは緩ま ず、連日の30ドル超の上昇を記録した。27、28日に米連邦公開市場委員会(FO MC)が開催されること、短期的な売り過剰感を背景に買い戻しが増えたもよう。 銀12月限は小幅続伸。時間外取引では金につれ安となった。金が下げ幅を縮小した が、大幅安状態となり、欧州時間でも100セント超の下落。日中取引では金の戻り歩 調に追随し、急速に下値を切り上げた。5500セントの節目が抵抗線となり、上げ幅 は抑えられたが、小高く終えた。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続落、 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、金の反落、ドル建て現物相場が1500ド ル割れで実需の弱さが警戒され、一時50ドル超の下落となった。欧州時間は35ドル 超の下落で推移。 日中取引では、金がプラスサイドに浮上から下値を切り上げ、前日の終値近くまで戻 した。10月のカンファレンスボード消費者信頼感指数が事前予想を上回ったことや、 米株式市場でAI関連株の買い戻しが続き、ナスダック指数が大幅続伸で推移は支援材 料ながら、投機家中心に手じまい売りの動きが根強く、マイナスサイドでの取引を強い られた。 パラジウム12月限は反落。時間外取引からプラチナの下落と歩超を合わせ、一時 40ドルを超える下落となった。日中取引は下値を切り上げたが戻り売り圧力が強く、 終盤は20ドルを超える下落で推移。 ◎LME=全面高、欧州や米国のAI関連株高や原油安などから アルミ3カ月は反発。3038ドルで小幅続落で取引を開始。3023.50ドルの 安値まで値を落とす場面が見られたが、原油価格の下落や銅の堅調な値動きが手掛かり となって浮上し今月8日以来の高水準となる3105ドルまで浮上。高値では転売が見 られて3100ドルを割り込んだが、堅調地合いを維持して引けを迎えた。 銅3カ月は続伸。1万4351ドルで続伸で取引を開始。アジア株が総じて下落した ことが重石となったものの、欧州株式市場に続いて米株式市場でも人工知能(AI)関 連株が堅調となったことが買い支援要因となって浮上した。米アンソロピックによる 新規株式公開(IPO)に向けて目論見書を公開したことを受けて同社の上場が前進し たとの見方がAI関連株の上昇を促す要因となっている。一時1万4500ドルまで上 昇した後、3ケタの上げ幅を維持して取引を終えた。 ◎NY原油=続落、緊張緩和を目指した外交的な取り組みに期待 ニューヨーク原油の期近は続落。 メッカ共同防衛協定に参加するサウジアラビアとトルコ、パキスタンの当局者がイラ ンを訪問した後、協議が継続され見通しであると伝わったことが重し。この4カ国協議 の後、イラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長は最高指導者のモジタ バ・ハメネイ師と会談したと明らかにした。レザイ事務局長によると、モジタバ・ハメ ネイ師はイランが提示した条件を追求し戦争終結を目指すよう求めた。イラン首脳の会 談では、イランによるホルムズ海峡の管理、国家および地域の安全保障についても議論 された。 ◎シカゴ大豆・コーン=共に続落、ブラジル通貨の低迷や米産地の収穫進展で 大豆は続落。終値の前営業日比は12.00〜8.50セント安。中心限月の1月限 は9.50セント安の1243.00セント。 前日日中取引終了後に発表された作柄報告で、収穫の進展が明らかになったうえ、米 産地では収穫に適した天気が続くと予想されていることが重石となった。また、前日に 続いてブラジルの現職のルラ大統領が予想外の当選となったことを受けて財政懸念から ブラジルの通貨レアルが急落するなか、同国の大豆に割安感が高まり米国の大豆輸出の 圧迫要因になるとの見方も弱材料となった。 コーンは続落。終値の前営業日比は6.25〜1.00セント安。中心限月の12月 限は6.25セント安の448.75セント。 米産地では成熟・収穫に適した天気が広がっているうえ、前日日中取引終了後に発表 された作柄報告でも成熟・収穫の進展が確認出来たため売り優勢となった。また、大豆 が前日について軟調となったことも売りを呼ぶ要因になった。 MINKABU PRESS
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