[今日の視点]石油=上昇へ、米国のイラン再攻撃待ちで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は上昇へ。中心限月の2027年3月限で300〜500円高程度を想定す
る。海外原油が反発したことが国内市場を押し上げるだろう。円相場は1ドル=157
円後半で推移し、前日水準とほぼ変わらず。
 米国とイスラエルのイラン再攻撃が近いとの観測が強まっている。米中間選挙後とみ
られているが、再衝突を回避するためにカタールなど中東各国は緊張緩和に向けて積極
的に取り組んでいるようだ。
 ただ、仲介国がイランに核査察の受け入れや濃縮ウランの国外搬出など妥協を迫った
との報道もあり、妥協をすべきはイランで、米国ではないことを示唆する報道を見る
と、再衝突は避けられないのではないか。仲介国が米国に妥協を求めないならば、仲介
国としての存在意義はかなり薄い。紙くずとなったイスラマバード草案が示すように米
国が完全に譲歩するなら合意はすぐにも達成できるだろうが、イランが妥協する可能性
は低い。バンス米副大統領がイラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長
と接触してどうにかなるとは到底思えない。7つの条件を米国が受け入れるならホルム
ズ海峡は解放され、核開発協議が始まるというのがイランの主張であり、再攻撃を受け
てもイランは譲らないだろう。軍事行動をちらつかせてイランを脅して、イランが今さ
ら動揺するとトランプ米政権が思っているなら、空想がすぎる。
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.85ドル安の101.93ドル
で取引されている。本日これまでのレンジは101.88〜102.14ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 10月18日-10月24日(財務省)
【経済】09:30 貿易収支 2026年9月確報(財務省)
【経済】--:-- 金融政策決定会合(日本銀行)
◆ トルコ ◆
【休日】--:-- 共和国宣言記念日
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】22:15 理事会結果公表(ECB)
◆ イギリス ◆
【経済】18:30 マネーサプライ 2026年9月(BOE)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:30 生産者物価指数 2026年9月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 国内総生産 2026年7-9月期速報値(商務省)
【経済】21:30 個人所得・支出 2026年9月(商務省)
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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