日経平均株価 始値 62973.16 高値 63105.47 安値 60030.10 大引け 62188.63(前日比 -893.23 、 -1.42% ) 売買高 35億1279万株 (東証プライム概算) 売買代金 10兆8055億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は大幅安で3日続落、一時3000円強下げる場面も 2.AI・半導体関連株などが売られ、全体波乱相場の様相呈す 3.米中間選挙は民主党の勝利、AIデータセンター建設に逆風 4.後場後半は半導体株買い戻され、日経平均も戻り急となる 5.強弱観入り交じり商い膨らむ、売買代金は10兆円を上回る ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前日比197ドル安と反落した。米中間選挙の結果を前に様子見姿勢が強いなか景気敏感株やディフェンシブ株が売られた。 東京市場では、半導体セクターを中心に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は一時3000円あまりの急落に見舞われた。ただ、その後は買い戻しが入り急速に下げ渋った。 4日の東京市場は、上下に荒れた値動きとなった。朝方は強弱観対立のなか小幅安でスタートしたが、その後は先物を絡め、急速に下げ幅を広げる展開に。米中間選挙では民主党の大勝が観測されるなか、トランプ米政権の政策運営に逆風となり、今後は中期的にAIデータセンターの建設が滞るとの見方が台頭。同関連銘柄に売りを誘発した。日経平均は後場に入って3000円強下落し6万円大台割れ寸前まで水準を切り下げる場面があったが、売り一巡後は広範囲に買い戻す動きが顕在化した。後場取引後半は一貫して戻り歩調となり、結局下げ幅は1000円未満にとどまり、後場だけで見れば高値引けとなった。もっとも時価は約3カ月ぶりの安値水準でテクニカル的にも13週・26週線から下放れる形となっている。なお、プライム市場全体の売買代金は高水準に膨らみ、10兆円を上回った。 個別では、群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が下値模索を続け、一時1万円大台を割り込む場面も。このほか、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連が軒並み安く、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>など電子部品株も売られた。ソフトバンクグループ<9984>が下落、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>なども軟調。三井化学<4183>が急落、HENNGE<4475>、住友ベークライト<4203>も大幅安。マクニカホールディングス<3132>の下げも顕著に。 半面、ファーストリテイリング<9983>が上昇したほか、三菱商事<8058>も物色人気。任天堂<7974>も買いが優勢だった。IHI<7013>、キーエンス<6861>なども上値を追った。栗田工業<6370>がストップ高に買われ、ヤマトホールディングス<9064>も急騰。日本航空<9201>が堅調。レノバ<9519>、宝ホールディングス<2531>が値を飛ばし、ハリマ化成グループ<4410>、寿スピリッツ<2222>なども高い。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、三菱商 <8058>、日東電 <6988>、ヤマトHD <9064>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約234円。うち163円はファストリ1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、京セラ <6971>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約656円。 東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)不動産業、(3)その他製品、(4)陸運業、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)石油・石炭、(3)鉱業、(4)電気機器、(5)ガラス・土石。 ■個別材料株 △ウエストHD <1407> [東証S] 大和証券が投資判断「1」を継続。 △システナ <2317> [東証P] 上限6.65%の自社株買いと10%の自社株消却を発表。 △ショーケース <3909> [東証S] 次世代デジタルウォレット正式提供へ準備。 △アサヒエイト <5341> [東証S] 新補修材の共同開発を開始。 △千代建 <6366> [東証S] 今期経常を2.3倍上方修正。 △スズデン <7480> [東証S] 通期業績・配当予想を上方修正。 △アルメディオ <7859> [東証S] 4-9月期大幅増収・赤字幅縮小。 △三菱商 <8058> [東証P] 今期最終益予想引き上げと1兆円規模の自社株買い及び消却発表。 △アクシアル <8255> [東証P] 9月中間期は一転営業増益で着地。 △ヤマトHD <9064> [東証P] 米ファラロンが大量保有。 ▼日本電技 <1723> [東証S] 直近の7-9月期営業益が3%減。 ▼ペイクラウド <4015> [東証G] 子会社アララ情報漏えいの規模拡大を嫌気。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)栗田工 <6370>、(2)ヤマトHD <9064>、(3)システナ <2317>、(4)三菱商 <8058>、(5)アクシアル <8255>、(6)レノバ <9519>、(7)宝HLD <2531>、(8)日本酸素HD <4091>、(9)ハリマ化成G <4410>、(10)JAL <9201>。 値下がり率上位10傑は(1)三井化学 <4183>、(2)HENNGE <4475>、(3)太陽誘電 <6976>、(4)住友ベ <4203>、(5)デクセリ <4980>、(6)マクニカHD <3132>、(7)Vコマース <2491>、(8)京セラ <6971>、(9)住友電 <5802>、(10)日電波 <6779>。 【大引け】 日経平均は前日比893.23円(1.42%)安の6万2188.63円。TOPIXは前日比34.90(0.89%)安の3895.38。出来高は概算で35億1279万株。東証プライムの値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は1084となった。東証グロース250指数は769.27ポイント(4.43ポイント安)。 [2026年11月4日] 株探ニュース
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