ドルが買い戻される、原油や米債利回り動向を反映 ドル円158円台前半=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドルが買い戻されている。東京市場では原油安とともに米債利回りが低下、ドル売り圧力となったが、ロンドン時間には流れが反転している。NY原油先物が86ドル台から88ドル台へと反発、米10年債利回りは4.84%付近から4.88%付近へと上昇している。欧州株が堅調に推移しており、原油の下げ一服とともにリスク選好で米債利回りが上昇した面もみられている。ドル円は157円台後半から158円台前半へ、ユーロドルは1.12台後半から前半へ、ポンドドルは1.35付近から1.34台半ば付近へとドル買いの動きが広がっている。ただ、前日NY終値付近へと戻した格好で、東京時間のドル安を解消する動きにとどまっている。クロス円は揉み合い商状。ユーロ円は177円台後半、ポンド円は213円ちょうどを挟んだ推移となっている。このあとは、英中銀が政策金利を発表する。市場では0.25%利上げが織り込み済みとなっており、インフレ見通しやベイリー英中銀総裁会見が注目されている。 ドル円は158円台前半での取引。東京早朝の158.44付近を高値に、東京午後には157.79付近まで安値を広げた。原油安とともに米債利回りが低下し、ドル売り圧力につながった。しかし、その後は原油相場の反発とともに米債利回りも低下を消す動きに転じており、ロンドン時間にはドル買戻しが優勢になっている。ドル円は158.40付近まで反発し、前日NY終値水準を起点として、下に往って来いとなっている。 ユーロドルは1.12台前半での取引。東京早朝の1.1230付近から東京午後には1.1268付近まで高値を伸ばした。その後は流れが反転し、足元では安値を1.1225付近に更新している。わずかに安値更新もドル円と同様に東京時間のドル安を戻す程度の値動きにとどまっている。ユーロ円は東京午前につけた177.69から178.05までのレンジ内での揉み合いに終始しており、方向感に欠けている。対ポンドではややユーロ高の動き。 ポンドドルは1.34台後半での取引。東京早朝の1.3470付近からロンドン朝方にかけて1.3501付近まで買われた。その後は反落に転じており、足元では安値を1.3456付近に小幅更新している。ポンド円は東京市場で213.55付近から212.92付近まで軟化したあとは、ロンドン時間に入ると213円台を回復している。ただ、前日NY終値水準には戻し切れず、上値を抑えられた形で揉み合っている。ユーロポンドは0.8333から0.8349までのレンジでややユーロ買い・ポンド売りの動きとなっている。このあとの英中銀金融政策会合では0.25%利上げが市場に織り込み済みとなっている。今週の米中間選挙後の原油安動向などを見極めたいとする慎重な姿勢が英中銀総裁から示される可能性もあり、次回追加利上げ示唆はどうなるか注目される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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