ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は20~30トン。10月9日の価格はキロあたり85.00~86.00バーツ、10月9日のRSS号タイ主要港11月積価格は286.0~289.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日時点5,093トン(前旬比213トン減)。

 8月中旬の入出庫は入庫503トン、出庫716トン。

◆展開予想

  OSEゴムは大幅上昇、上海ゴム中心限月は取引再開後に一時軟化も週末にかけては一時20,775元まで上昇するなど大幅続伸する中で、OSEゴムは週初からじり高傾向となり上海再開後は一段高、中心限月は459.8円で高値引けとなった。株式は概ね堅調、週末にかけて日米長期金利が低下に転じたこともあり半導体セクター以外へも一部資金流入があったか。商品は米大統領が中間選挙前のイラン攻撃停止を示唆し原油が上昇一服、ドル上げ止まりにより貴金属は下げ縮小もしくは上昇に変化、ドル円は158円台前半で横ばいとなっている。

 10月9日のRSS3号3月限(中心限月)は終値459.8円、週高値459.8円、週安値448.3円。上海天然ゴム先物1月限は終値20,525、週高値20,530、週安値20,065であった。

 オファー価格は456円程に大幅上昇、先物価格に連動して切り上がるも上げ幅は相対的に限定的であった。中国国内の受渡可能在庫は14.8万トン程、指定倉庫在庫は16.9万トン程で概ね横ばい、9月下旬のOSEゴム指定倉庫在庫は2,148トンに微増、当先限は順鞘を維持しており今後の新規入着を見据えた動きとなっているか。主要産地ではタイ・ベトナムでは天候不順が供給増加を阻害している模様で、インドネシアでは一部地域で乾燥傾向となっており、RSS3・TSR20共に逆鞘を維持している。輸入採算面では期近割安・期先割高となっており先限の新規売りを検討できる水準ではあるが、上海ゴムの状況を見極めてからでも遅くはないだろう。現物価格・ドル円動向も踏まえながら慎重に取引を進めたい。中心限月は445.0~470.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp