続落、ドル高や米国の増産を嫌気=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=60.12(-1.03 -1.68%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.03~0.96ドル安。欧州中央銀行(ECB)理事会後、ドル高に振れたことが圧迫要因。このところはドル相場や株式市場など関連市場の動向を手がかりに動意づくことが多い。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米原油生産量が週次の過去最高水準を更新したことや、米国が貿易戦争を開始しようとしていることも重し。

 時間外取引で4月限は61.40ドルまで小高く推移する場面はあったが、上値は伸びなかった。通常取引開始後は売りが強まり、59.95ドルまで下げた。60ドル割れは2月15日以来。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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