株価指数先物【昼のコメント】 下落ピッチの速さからヘッジ対応による売りの影響が大きい

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日690円安の2万8450円(-2.36%)前後で推移している。連日のギャップスタートから、寄り付きは2万8650円とシカゴ先物清算値(2万8625円)にサヤ寄せして始まった。寄り付き直後には2万8780円まで下げ渋るもリバウンド狙いの買いは限られ、前引けにかけて軟化し一時2万8420円まで下落幅を広げている。 

 日経225先物は2万8500円辺りでも強弱感が対立することなく、あっさりと同水準を割り込んでいる。下落ピッチの速さからヘッジ対応による売りの影響が大きいと考えられ、3月安値の2万8120円とのダブルボトム形成や節目の2万8000円辺りが目先のターゲットとして意識されているなかでは、押し目狙いのスタンスにも向かいづらい。

 NT倍率は先物中心限月で一時15.16倍まで上昇。ソフトバンクグループ<9984>の影響はあろうが、保ち合いレンジの下限接近では、引き続きNTロングのポジションによるスプレッド狙いになりそうだ。

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