日銀の動きも気になりつつ、ドル円はしっかりと推移=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場はややドル買いの動きが出ており、ドル円も115円台半ばでしっかりとした推移となっている。先週のECB理事会や英中銀金融政策委員会(MPC)、そして米雇用統計を通過して、全体的には次の展開待ちといった雰囲気が強い。

 そのような中、ドル円に関しては日銀の動きが気になりつつあるようだ。これまでハト派姿勢を堅持していたECBが突如、タカ派にシフトして来たこともあって、日銀も動くのではとの思惑が広がりつつある。本日の日本国債市場では10年債が0.21%まで上昇しており、日銀が指値オペなどで節目となっている0.25%水準を死守する動きに出るか注目されているようだ。

 ただ、日銀が政策スタンスを大きくタカ派にシフトすることは、しばらくないと見られている。食料品を中心に値上げのニュースが数多く流れているが、足元のインフレは欧米と比較して遥かに低い。1月に公表された日銀の22年度の食料品を除くコアCPI予想は1.1%と、目標の2%にはなお距離がある。日銀が政策スタンスをタカ派にシフトし、円高が急激に進むリスクは小さいと見ている向きが多いものと思われる。

USD/JPY 115.57 EUR/JPY 131.83
GBP/JPY 156.49 AUD/JPY 82.36

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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