きょうのNY時間かけてドル買いの動きが優勢となっており、ドル円は131円台に戻している。ロンドン時間に一旦売りが強まり、130円を割り込む場面が見られた。次期日銀総裁に元日銀審議委員で経済学者の植田氏を起用との報道が伝わった。市場は有力候補と見られていたハト派と認識されている雨宮副総裁ではないということで円高の反応が見られた。 しかし、植田氏は日銀くさくもなく、財務省くさくもない、あくまでデータに沿って動く中立的な経済学者というイメージで、市場からも前向きな評価が聞かれる。下落したドル円もすぐに戻す展開が見られていた。 一部からは、昨年10月頃からのドル安トレンドは一時的に止まる可能性があるとの指摘が出ている。市場がFRBに対する見方を見直しており、景気の不透明感による逃避買いにも支えられ、ドル安トレンドが一時的に止まる可能性があるという。1月末に比べ、ターミナルレート(最終到達点)が想定よりも高くなるのではとの見方が市場に増えつつあり、今年後半の利下げに対する期待も縮小している。 一方、ドルは依然として過大評価されていることから、FRBが利上げを停止し、中国と世界の成長も改善、市場のボラティリティが低下すれば、ドルは支持されなくなるとも述べている。 具体的には、今年の第1四半期後半から第2四半期にかけてドル安が再開し、来年にかけて下落が続くと思われるという。 USD/JPY 131.35 EUR/JPY 140.28 GBP/JPY 158.59 AUD/JPY 90.88 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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