アジア株 香港株は大幅上昇 中国PMIが10年ぶり高水準、中小企業対象の財新PMIも8カ月ぶり高水準 東京時間11:09現在 香港ハンセン指数 20229.55(+443.61 +2.24%) 中国上海総合指数 3291.54(+12.01 +0.39%) 台湾加権指数 15455.39(-48.40 -0.31%) 韓国総合株価指数 2412.85(休場) 豪ASX200指数 7262.90(+4.50 +0.06%) アジア株は台湾を除いて上昇。 香港株は2.24%高、中国PMIを受け上げ幅を拡大している。不動産や消費者サービス、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。きのう下落したネットイースやテンセントホールディングスも買い戻されている。 中国2月の製造業PMIは52.6と2012年4月以来、約10年の高水準を記録した。非製造業PMIは56.3と2021年3月以来の高水準。また、中小企業を対象とする財新の製造業PMIも昨年6月以来の高水準を記録した。 豪州株は下げを帳消し、成長鈍化を受け豪中銀が利上げ幅を縮小するのではないかとの見方が浮上している。また、中国の景気回復期待の買いも支えに。 きょう発表された豪州第4四半期GDP成長率は前年比で大きく鈍化したほか、1月の消費者物価指数(月次)も前月から伸びが鈍化した。景気減速の初期の兆候が見え始めているとの懸念が広まっている。家計貯蓄率は3カ月前の+7.1%から+4.5%に大きく低下。これは、上昇し続けている物価や住宅ローンの支払いに、コロナ禍で貯蓄していた現金を使わざるを得ない状況を意味する。豪中銀は今後も利上げを続けるとしており、豪州の景気減速が懸念される。 休場明けの台湾株は下落、休み中の米株安が嫌気されているもよう。 韓国市場は休場。
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