【これからの見通し】市場の米金利見通しは落ち着きつつある、英欧中銀でヒントほしいところ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】市場の米金利見通しは落ち着きつつある、英欧中銀でヒントほしいところ

 今週はドル相場の低下傾向が緩和されている。5月米FOMCでの25bp利上げ観測が浸透していることが背景。加えて、6月FOMCでも3割程度の追加利上げ観測がある状況。ただ、その見方もここ一両日は安定してきており、積極的にドル買いが続く状況にはなっていないようだ。

 今週末からは米金融当局者らの発言が手控えられるブラックアウト期間に入る。きょうはウォラーFRB理事、メスター・クリーブランド連銀総裁、ボウマンFRB理事、ボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されており、ブラックアウト前の最終的な発言として注目される。

 米国関連の経済統計発表は、米新規失業保険申請件数(04/09 - 04/15)、米フィラデルフィア連銀景況指数(4月)、米中古住宅販売件数(3月)、米景気先行指数(3月)などが予定されている。

 目を欧州や英国に向けると、ECB議事録(3月16日開催分)の公表、ビスコ伊中銀総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、テンレイロ英中銀委員、シュナーベルECB理事、ラガルドECB総裁などの発言機会が予定されている。ECBと英中銀については根強いインフレへの対応が引き続き迫られており、市場の金利見通しもまだ固まっていない状況だ。当局者発言などに神経質に反応しそうだ。

 欧州関連の経済指標発表は、ユーロ圏貿易収支(2月)、ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(4月)などが予定されている。

 米決算発表が多い週となっており、きょうはブラックストーン、アメリカンエキスプレス、フィリップモリス、AT&T、DRホートン、シーゲートなどが注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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