【これからの見通し】ユーロ買い継続か、来週の米欧金融政策会合にらんで

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】ユーロ買い継続か、来週の米欧金融政策会合にらんで

 今週はユーロが一段と買われている。対ドルでは心理的水準の1.10台に乗せてきている。ここ24時間では対主要通貨でユーロがほぼ全面高となっている。やや後塵を拝してきたスイスフランに対しても遜色のないパフォーマンスをみせている。

 今年に入ってからの流れもユーロ高が鮮明。背景にはECBとFRBの利上げ姿勢に差異が広がってきていることがあるようだ。FRBはそろそろピークアウトが近づいており、5月の利上げで打ち止めとなる観測が有力。一方で、ECBについては今後の連続利上げの可能性が指摘されている。欧州経済が予想よりも落ち込まないとの見方が広がっている。またコアインフレが粘着性の強い上昇を示していることも指摘されている。ユーロ買いの流れは日々の神経質な値動きのなかでも、根強い印象だ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、米国関連が多い。米住宅価格指数(2月)、米S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(2月)、米リッチモンド連銀製造業指数(4月)、米新築住宅販売件数(3月)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)など。住宅関連の指標が目立つ。その他には香港貿易収支(3月)、ブラジル小売売上高(2月)、ハンガリー中銀政策金利など。

 発言イベント関連では、ブロードベント英中銀副総裁は金融政策について講演を行う。米2年債入札(420億ドル)が実施される。米主要企業決算は、3M、VISA、GE、GM、バイオジェン、アルファベット、スポティファイ、ペプシコ、マクドナルド、ベライゾン、マイクロソフト、テキサスインスツルメンツ、ハリバートンと目白押し。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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