米CPIを受けてドル円は134円台に下落 市場の期待を正当化=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのNY為替市場、この日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売りが強まり、ドル円は一時134円台前半まで急速に下落した。発表前は135円台だった。本日の下げでドル円は再び21日線割れを試す展開が見られている。本日の21日線は134.55円付近。

 米CPIは全体的に前回とほぼ変化はなく、高インフレの状態が続いていることを示したものの、予想範囲内だったこともあり、安心感が広がった模様。一部からは、FRBが特に注目しているとされる住居費を除いたコアサービス価格、いわゆるスーパーコアが計算値で前回の前月比0.4%から0.1%に鈍化したことも安心感に繋がったとの指摘も聞かれる。

 市場は先週のFOMCを受けて、利上げ停止と年内の利下げ期待を高めているが、今回の米CPI結果はその期待を正当化する内容との声も出ているようだ。CMEが公表しているフェドウォッチでは、6月の据え置きの確率が90%超になっているほか、7月の利下げ期待が35%程度に上昇。9月までであれば70%超に高まっている状況。

米消費者物価指数(4月)日21:30
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.1%(前月比)
結果 4.9%
予想 5.0% 前回 5.0%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.4%(コア・前月比)
結果 5.5%
予想 5.5% 前回 5.6%(コア・前年比)
結果 0.1%
予想 N/A 前回 0.4%(スーパーコア・前月比)

USD/JPY 134.48 EUR/JPY 147.59
GBP/JPY 169.66 AUD/JPY 90.87

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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