【これからの見通し】ドル買い復活の兆し、米経済統計の底堅さで このところドル買い復活の兆しがみられる値動きとなっている。ドル指数は底入れの形状を示してきている。5月に入ってからは再び米雇用統計に力強さが示されたほか、昨日発表された米小売売上高も消費が堅調であることが示されていた。急ピッチの米利上げは一部地銀の経営破綻などの事態を巻き起こしたが、米経済全体としてはそれほど悲壮感はみられていない。市場心理が落ち着くのに従って、次第にドルの上値を試す動きとなってきているようだ。 そのなかでは、米債務上限問題がまだ未解決であり、期限内に合意に至るとの楽観論はあくまでも希望的観測である点は念頭に置いておきたい。この問題が解決されれば、市場は一気にリスク選好に傾くものと予想されるが、まだその時期ではないようだ。 この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏消費者物価指数(確報)(4月)、南アフリカ小売売上高(3月)、米MBA住宅ローン申請指数(05/06 - 05/12)、ブラジル小売売上高(3月)、カナダ国際証券取扱高(3月)、米住宅着工件数(4月)など。 発言イベント関連では、デコス・スペイン中銀総裁、エルダーソンECB理事、センテノ・ポルトガル中銀総裁、デギンドスECB副総裁、レーン・フィンランド中銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。ECB当局者の多くは第18回IESE銀行業界会議「インフレの波を乗り越える」への参加となる。米20年債入札(150億ドル)が実施される。米週間石油在庫統計が発表される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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