【これからの見通し】リスク選好とドル高、米経済指標の力強さを評価 パウエル議長の見解に注目

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】リスク選好とドル高、米経済指標の力強さを評価 パウエル議長の見解に注目

 今週はリスク選好とドル高が共存している。一連の米経済指標の力強さが米株式市場に評価されるとともに、目先の追加利上げ観測や近い将来の利下げ開始時期が後ずれしてきていることなどが、ドル買い圧力となっているようだ。

 特に日本株の好調さとドル円相場上昇が際立っている。米著名投資家が日本株買いを進めていることが報じられたことをきっかけに、海外投資家からの日本株への視線が熱くなっているようだ。ドル円相場にとっては、日米金利差見通しが再び拡大方向となっていることが押し上げ要因となっている。

 米債務上限引き上げ問題については、デフォルト回避の見方が優勢になっており、一時の警戒ムードは後退してきている。これについては21日のバイデン米大統領の会見が注目されている。

 今日はパウエル米FRB議長のFED主催金融政策研究会議での発言が注目される。米経済回復に対する評価と、インフレ警戒がうまくバランスがとれるのかどうかがポイント。週末でもあり、米株式市場に調整圧力を招くようだと、ポジション調整のリスクもあるがどうか。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、カナダ小売売上高(3月)が予定される程度。市場の関心は上記のパウエル議長などの金融当局者発言に向かいそうだ。日銀関連では、夕方に植田日銀総裁が内外情勢調査会・全国懇談会に出席する予定。英中銀、ECB、米FRB当局者らの発言予定も多い。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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