きょうもドル買いの流れが続く中でユーロドルは上値が重いものの、円やポンドよりは底堅く推移している印象もある。ユーロは対円、ポンドでは上昇しており、ユーロ円は149円台後半まで一時上昇していた。 ただ、ユーロ圏最大の経済大国であるドイツの経済には黄色信号が点灯しているようだ。きょうは最新のIfo景況感指数が発表になっていたが、ドイツ企業のセンチメントは年初に見られた自信が薄れ、新たな成長懸念に取って代わられたことが示されている。 エコノミストからは、購買力低下、工業製品の受注減、過去数十年で最も積極的なECBの利上げの影響、予想される米経済の減速など、すべてが経済活動の低迷を支持するものだとの指摘も出ている。ウクライナ侵攻、人口動態の変化、エネルギー転換も成長の重荷になるという。ドイツ経済が今後数年間、リセッション(景気後退)に陥ることはないかもしれないが、短期的、長期的ないくつかの課題により、成長はせいぜい控えめなものに留まるとも付け加えている。 *Ifo景況感指数(5月)17:00 結果 91.7 予想 93.1 前回 93.4(93.6から修正) EUR/USD 1.0756 EUR/JPY 149.72 EUR/GBP 0.8699 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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