きょうのNY為替市場は、この日発表の米雇用統計を受けてドル買いが優勢となっており、ユーロドルは戻り売りに押されている。ただ、1.07ドル台は維持しており、1.06ドル割れを試しそうな気配まではまだ見られていない。 今週発表のユーロ圏消費者物価指数(HICP)はインフレの鈍化を示したものの、ECBの追加利上げ期待は温存されており、それがユーロの下値を支えている面もありそうだ。市場からは、ECBが追加利上げに踏み切りそうなことから、短期ゾーンのユーロ債利回りの低下余地は限られており、ユーロは支持を得ることができるとの指摘が出ている。 ユーロ圏HICPの結果にもかかわらず、ラガルドECB総裁はきのう、基調インフレがピークに達したという明確な証拠はないと述べていた。ECB議事録も、少なくともあと2回の利上げ期待を正当化しているという。観光関連の価格上昇圧力で、サービスインフレが夏場にかけて上昇する可能性があるとも指摘している。 EUR/USD 1.0729 EUR/JPY 149.88 EUR/GBP 0.8599 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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