きょうのNY株式市場でダウ平均はマイナス圏スタートも、その後プラス圏を回復し、しっかりとした動きを見せている。昨日まで3日続伸となったこともあり、朝方は調整が入ったが、株高基調が継続している。前日比は、ダウ工業株30種平均が35.06ドル高の3万3868.67ドル、ナスダック総合指数が51.18高の1万3289.70。 この日発表のカナダ雇用統計がかなり弱く出たことで、北米景気の鈍化懸念が強まり、一時米債利回りの低下などが見られた。しかし、すぐに利回りは戻し逆に上昇する流れとなっている。リスク警戒の動きや、前日までの調整の動きに朝はわずかながらマイナス圏スタートとなったダウ平均は、すぐに買いが入って100ドルを超える上昇となった。もっとも34000ドルを前に利益確定の売りなどが出ていた。 ダウ平均は18銘柄がプラス、12銘柄がマイナス圏推移。化学品のダウ、半導体のインテル、小売りのホームデポなどが軟調。セールスフォースが3%を超える上昇。ユナイテッドヘルスも強い。 新興ハイテクは総じて堅調。特にテスラとAMDの買いが目立っている。エヌビディアやネットフリックスも堅調。アマゾンが小幅ながらマイナス圏。 その他銘柄では、AI昨日のサブスクリプション開始発表を受けた買いが出ていたアドビが今日もしっかり。ウェルズ・ファーゴが見通しを引き上げた。 決算見通しを引き上げたブレイズも強い。逆に収益見通し引き下げのプラネットラボは大幅安。 アドビ<adbe> 459.07(+20.04 +4.56%) Braze Inc<brze> 41.25(+7.31 +21.54%) Planet Labs PBC<pl> 3.64(-1.27 -25.82%) ネットフリックス<NFLX> 416.95(+7.58 +1.85%) アマゾン<AMZN> 123.67(-0.58 -0.47%) テスラ<TSLA> 247.91(+13.05 +5.56%) AMD<AMD> 126.25(+5.20 +4.29%) エヌビディア<NVDA> 391.22(+6.12 +1.59%) ユナイテッドヘルス<UNH> 497.04(+6.81 +1.39%) ホームデポ<HD> 297.41(-3.68 -1.22%) セールスフォース<CRM> 215.79(+6.26 +2.99%) インテル<INTC> 31.12(-0.70 -2.20%) MINKABU PRESS
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