【これからの見通し】米FOMC待ち、パウエル議長会見の内容をチェック きょうは米FOMCに関心が集まる。前日の米消費者物価指数発表を通過して、本日の会合では市場の9割超が据え置きを織り込んでいる。一方で、コア指数のしぶとさもあって、次回7月については利上げ観測が優勢のままだ。結局、米消費者物価ではFOMCに関する見方に大きな変化はみられなかった。 きょうはFOMCメンバーの金利見通しが発表される。市場では見通しの引き上げが見込まれている状況。7月以降の追加利上げ観測を強化する材料となりそうだ。そして、パウエルFRB議長会見を迎える。インフレの水準は鈍化傾向をみせているとはいっても、まだ2%目標には遠い。したがって、基本線ではインフレ抑制のための引き締め継続が謳われるものとみられる。データ次第との姿勢もあって、市場は現状分析に関する文言に敏感に反応することが予想される。金利などの発表は日本時間午前3時、パウエル議長会見は同3時30分に始まる。 FOMCを控えて米国では米生産者物価指数(5月)が発表される。生産者物価の鈍化は、消費者物価よりもペースが速い。ヘッドラインの前月比予想は-0.1%、前年比は+1.5%となっている。コア指数についてはそれよりも水準が高い予想で、前月比が+0.2%、前年比が+2.9%となっている。極端な結果でなければ、前日の消費者物価指数のときよりも反応の振幅は小幅にとどまりそうだ。 その他の予定は、米週間石油在庫統計、ユーロ圏鉱工業生産指数(4月)、南アとブラジルの小売売上高(4月)など。目立った金融当局者の講演イベント予定はみられない。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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