米株価指数先物(9月限)(NY時間09:00) ダウ先物 34777(+53.00 +0.15%) S&P500 4482.75(+11.50 +0.26%) ナスダック100先物 15430.50(+56.50 +0.37%) 米株価指数先物市場でダウ先物は53ドル高で推移。ナスダック100も上昇している。今週はFOMCなど重要イベントが目白押しだったが、米株式市場の楽観的な雰囲気が確認され、ダウ平均は3週連続の週足陽線で、年初来高値を更新して終了しそうな気配となっている。 FRBは今週のFOMCでこれまで10回連続で実施して来た利上げを停止した。株式市場が望んでいたことを実現した格好だが、FRBは年内にあと2回の追加利上げを行うことを示唆した。市場からはタカ派なサプライズではあったものの、利上げサイクルの終了近しという市場の楽観的なムードに変化は与えなかった。むしろ、ソフトランディングへの期待が高まっている。 投資家たちはこの動きが持続可能なのかと、様々な理由を探しているといった声も市場からは出ている。 本日はオプションのまとまった期日到来が予定されており、ボラティリティと出来高が高まる可能性が指摘されている。市場の予測によると、株式や株価指数に関連した約4.2兆ドルの取引が満期を迎える予定。しかし、「満期の週はしばしば強気相場では高くなり、弱気相場では低くなる傾向がある。このことは、S&P500とナスダック総合指数が、これまでのところ好調な週を記録していることを示唆する可能性がある」との見方も出ている。 アドビ<ADBE>が決算を受け時間外で上昇。前日引け後に3-5月期決算(第2四半期)を発表し、生成AI機能が同社のソフトウェアの需要を喚起するという楽観的な見方から、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。 (NY時間09:10) 時間外 アドビ<ADBE> 513.37(+22.46 +4.58%) アップル<AAPL> 186.03(+0.02 +0.01%) マイクロソフト<MSFT> 349.51(+1.41 +0.41%) アマゾン<AMZN> 127.14(+0.03 +0.02%) アルファベット<GOOG> 125.50(-0.29 -0.23%) テスラ<TSLA> 257.00(+1.10 +0.43%) メタ・プラットフォームズ<META> 282.64(+0.81 +0.29%) AMD<AMD> 124.63(+0.39 +0.31%) エヌビディア<NVDA> 432.70(+6.17 +1.45%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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