【これからの見通し】パウエルFRB議長の議会証言に注目、あすの英中銀控えたポンド相場も きょうはパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まりそうだ。半期に一度の証言で、今日は米下院、あすは米上院の委員会で実施される。インフレ抑制姿勢が強調されるものとみられている。年内の利下げ開始の可能性はないとのメッセージが想定される一方で、利上げペースについては毎回の利上げから様子を見ながらの慎重な姿勢への変化も示されそうだ。 また、先ほど発表された英消費者物価指数は前年比+8.7%と市場予想+8.4%に反して前回並みの高水準にとどまった。コア前年比に至っては+7.1%と前回の+6.8%から一段とインフレが加速している。あすの英金融政策委員会(MPC)での金利発表を控えて、市場にかなり強いインパクトを与えそうだ。あすの利上げは25bpで市場の見方が固まっていたが、今回のインフレ指標でタカ派方向に傾斜する可能性もありそうだ。50bp利上げ派が出現するのかどうか。あすのメンバーの票割れに注目したいところだ。 この後の海外市場で発表される経済指標は、南アフリカ消費者物価指数(5月)、米MBA住宅ローン申請指数(06/10 - 06/16)、カナダ小売売上高(4月)、ブラジル中銀政策金利(6月)など。 発言イベント関連では上記のパウエル議長証言のほかには、カジミール・スロバキア中銀総裁、シュナーベルECB理事、ナーゲル独連銀総裁などECB関係者の発言機会が予定されている。米国関連では、グールズビー・シカゴ連銀総裁がイベントに出席する。米上院銀行委員会でジェファーソンFRB理事の副議長指名、クックFRB理事の再指名、クーグラー氏のFRB理事指名を巡る公聴会が実施される。カナダ中銀議事録(6月7日開催分)が公表される。米20年債入札(120億ドル)が実施される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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