ユーロドルはNY時間にかけて下げ渋る動きが出ているものの、1.09ドル台は回復できず、1.08ドル台後半での推移となっている。ただ、ロンドン時間の早朝には1.08ドル台半ばまで急速に下落する場面が見られた。 この日発表の6月のユーロ圏PMI速報値がユーロ売りのきっかけとなっていた。コンポジットが50.3と5カ月ぶりの低水準となった。節目の50は6カ月連続で上回ったが、企業センチメントの弱まりは経済が苦境に立たされていることを示した。発表元のハンブルク商業銀行(HCOB)は「すべてのセクターの企業が受注状況の悪化に直面しており、総合PMIの下降トレンドは下半期が厳しいものになることを示唆している」と分析している。 弱いPMIに対してユーロドルは短時間に1.09ドル台前半から1.08ドル台半ばまで一気に下落していた。ただ、かなり過敏な反応を見せた印象もある。ユーロドルは前日に1.10ドル台を回復していたが、ロング勢の中にひとまず達成感が広がり、利益確定の機会をうかがっているのかもしれない。 100日線と21日線が1.08ドルちょうど付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。 *ユーロ圏PMI(速報値)(6月)17:00 コンポジット 結果 50.3 予想 52.5 前回 52.8 製造業 結果 43.6 予想 44.7 前回 44.8 非製造業 結果 52.4 予想 54.9 前回 55.1 EUR/USD 1.0884 EUR/JPY 156.52 EUR/GBP 0.8565 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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