きょうのポンドドルは動きがなく、1.27ドル台前半での小幅な値動きに終始している。この日は6月調査の英PMI速報値が発表になっていたが、予想を下回った。エコノミストからは「英経済は春に一時的に成長した後、再び勢いを失っており、今後数カ月はさらに弱まりそうだ」との指摘も出ていた。 ただ、ポンドドルは売りの反応も見られたが、対ユーロでは上昇するなど、ほとんど反応はなかった。前日の英中銀金融政策委員会(MPC)の予想外の0.50%ポイントの大幅利上げを受けて、市場では英中銀に対するタカ派な雰囲気が広がっている。年内に6.25%までの利上げの可能性も織り込む動きが見られている状況。過度な利上げが英経済を圧迫するとの解釈から、ポンドは逆に軟調な反応を見せていたが、タカ派な英中銀を前に下値を積極的に仕掛けづらい面があるのかもしれない。 更に本日の英PMIについては、今後数カ月のインフレ低下を示唆しているとの見方も出ており、年末までに英インフレが低下する可能性を示唆しているという。英PMIでは6月の製造業の投入価格と生産価格、そして、サービス業の投入価格が大幅に低下した。これは今年の終わりから来年初めにかけてのディスインフレ圧力を示唆しているという。 英PMI(速報)(6月)17:30 コンポジット 結果 52.8 予想 53.6 前回 54.0 製造業 結果 46.2 予想 46.9 前回 47.1 非製造業 結果 53.7 予想 55.0 前回 55.2 GBP/USD 1.2711 GBP/JPY 182.70 EUR/GBP 0.8567 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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