【本日の見通し】ドル円は堅調地合い維持 円安の進行に、日本の当局者からのけん制発言が増えてきている。昨年24年ぶりの円買い介入を最初に実施した145円90銭前後の水準も近づいてきており、警戒感が見られる。ただ、今回の流れでの介入実施はややハードルが高いという印象。当局発言などによる円安の調整には警戒しつつも、流れはまだドル高円安方向か。世界的な金融引き締めの流れの中で、緩和姿勢を示す日本や中国への売り圧力は相当に強いと見ている。 ドル円は143円台での推移を中心に、144円トライのタイミングをうかがう展開か。昨日は142円台まで調整が入る場面が見られたが、すぐに戻したことで下値しっかり感が印象付けられた。今日は143円ちょうど手前から買いが入ってくると見られ、下値でのドル買い意欲を確認した短期筋の買いが入りやすくなっている。 ただ、今日は材料的にはそれほど目立ったものがない。昨日から実施されているECBフォーラムの目玉、ラガルドECB総裁、ベイリー英中銀総裁、パウエル米FRB議長、植田日銀総裁によるパネルディスカッションが明日の日本時間22時半から予定されており、市場の注目を集めている。イベントまでは比較的落ち着いた動きとなる可能性。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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