NY時間に入ってドル買いが出ており、ユーロドルは1.09ドル台前半に値を落としている。前日は節目の1.10ドルを試す動きが再び見られていたものの、上値では戻り待ちの売りが多く観測されているようだ。 今週のユーロドルは月末、期末絡みの買いが旺盛に入り、下値を支えられているとの指摘がある一方、1.10ドルに接近するとロングポジションを解消したい意向も働き始めるとの声も聞かれる。 そのような中、ユーロ圏のインフレデータがECBのタカ派姿勢を支持すれば、ユーロは上昇する可能性があるとの見方が出ている。今週30日金曜日の6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を上回れば、ユーロはさらに上昇の可能性があるという。市場は、インフレ対策におけるECBの決意を信じており、高インフレはECBがより多くのことを行う可能性があることを示唆する。7月は利上げが確実視されているものの、9月についてはまだ未知数の部分が大きい。HICPが強い内容であれば、9月利上げを積極的に織り込む動きが出る可能性があるという。その場合、ユーロドルは1.10ドル台で取引されると予想している。 コアHICPはいまのところ、前年比5.5%と前回よりもさらに高い水準が見込まれている。 *ユーロ圏消費者物価指数(速報値)(6月)30日18:00 予想 5.6% 前回 6.1%(前年比) 予想 0.3% 前回 0.0%(前月比) 予想 5.5% 前回 5.3%(コア・前年比) EUR/USD 1.0912 EUR/JPY 157.43 EUR/GBP 0.8635 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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