きょうの為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.26ドル台前半まで一時下落する場面も見られた。本日の21日線が1.2625ドル付近に来ており、その水準に一気に顔合わせしている。 強いインフレ指標と労働指標から、市場はFRBやECB以上に英中銀の追加利上げ期待を高めており、年内にあと計1.00%の利上げを織り込む動きが出ている。しかし、最近のポンドは逆に売りで反応している。先週の想定外の大幅利上げに対してもポンドは売りの反応を見せていた。 最近の金利の急上昇が英経済に打撃を与え、ポンドは下半期に弱含みで推移する可能性が高いとの指摘が聞かれる。主要金利の継続的な上昇は、経済活動、特に不動産市場を悪化させるだけだと指摘している。一方、英中銀は市場が期待するほど利上げを行わず、その場合、ポンドは更に上値が重くなるリスクもあるという。 ポンドは年初から比較的安定的に推移していたが、5月以降、高インフレによる英中銀の追加利上げ観測に後押しされ、大幅に上昇している状況。G10通貨の中で好パフォーマンスのトップとなっている。その分、下げもきついと考えているようだ。 GBP/USD 1.2639 GBP/JPY 182.32 EUR/GBP 0.8631 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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