きょうの為替市場はNY時間に入ってドル売りが強まっている。本日の米雇用統計が労働市場の減速を示したことから、為替市場はドル売りの反応を見せている。そのような中でユーロドルは1.09ドル台半ばまで買い戻されており、21日線を上放れる動きを見せている。上昇トレンドに再度戻す気配も出ているが、目先は6月に上値を拒まれた1.10ドルを試す動きになるか注目される。 前日発表の5月のドイツ製造業受注は前月比6.4%増と予想外の大幅な伸びを示した。それにもかかわらず、本日の鉱工業生産の結果は製造業に希望を与えることはなかった。5月の自動車生産台数は前月比4.9%増と好調だったにもかかわらず、直近のIfo景況感調査では自動車セクターの向こう6カ月の景況感は悪化していた。ドイツの6月のトラック通行料指数は前年比1.4%低下したが、これは第2四半期の最終月の生産がかなり低調であったことを示唆している。 4月と5月の生産高と小売売上高に基づけば、第2四半期のドイツGDPはまだ前期比0.1%のプラス成長の可能性があったが、6月の数字が弱かったことから、マイナス成長の可能性もあるという。 なお、ドイツの5月の鉱工業生産は前月比0.2%低下と、予想外の低下を示し、世界的な需要の減速に伴い、国内の製造業が苦境に立たされていることが示されている。4月は0.3%上昇だった。業種別ではエネルギーが7.0%、医薬品が13.1%、それぞれ低下。一方、自動車は4.9%上昇した。エネルギーは1.4%低下。 EUR/USD 1.0949 EUR/JPY 155.82 EUR/GBP 0.8532 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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