FRBのバー副議長(銀行監督担当)が米大手銀に対する規制改革案を発表し、信用や業務、トレーディングのリスクについて、銀行が自主的に試算するのではなく、標準化されたアプローチを採用し始めるのが望ましいと述べた。銀行に起こり得るリスクをより正確に把握できるよう、毎年のストレステスト(健全性審査)を見直すべきだとの見方も示した。 計画は数カ月に及んだ銀行の資本要件見直しを踏まえて策定された。今年に入り複数の銀行が破綻し、銀行の資本要件は政治的に難しい問題となっている。副議長はこの日、現在の銀行システムは全般に健全ではあるが、複数の変更が必要であることが精査の結果で分かったと指摘。変更により、銀行は将来に発生し得る損失に備えた緩衝材として、より多くの資本を確保しておくことを義務付けられるという。 米大手銀行に対する規制は、金融危機後で最大の改革となる。危機時に備えて確保する資本の額を巡り、ウォール街との衝突は必至と見られている。 いまのところ、米大手銀株に特に大きな反応は見られていない。 (NY時間10:56) JPモルガン<JPM> 145.37(+1.03 +0.71%) シティグループ<C> 46.19(+0.45 +0.99%) バンカメ<BAC> 28.78(+0.25 +0.88%) ウェルズ・ファーゴ<WFC> 42.55(-0.22 -0.51%) ゴールドマン<GS> 318.50(+3.33 +1.06%) モルガン・スタンレー<MS> 83.89(+0.53 +0.64%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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