テスラ<TSLA>が下落しておりナスダックを圧迫している。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。一方、全体の粗利益率は予想を下回り、通期の生産台数見通しは従来の180万台に据え置いた。 相次ぐ値下げとサイバートラックの開発に資金を投入しているため、利益率が厳しく注目されている。そのような中、市場はマスクCEOの会見を嫌気した模様。同CEOは「金利が上昇し続ければ、価格を下げ続けなければならない。車両生産のために利益率を犠牲にするのは合理的だ」と述べた。市場では、利益率低下を短期的なスピードバンプとして軽視しているとの受け止めのようだ。 また、通期の生産台数は据え置いたが、工場のアップグレードにより第3四半期の生産台数は減少する。 アナリストは「同社は年後半の値下げに向け扉を開いたままで、短期的な利益率の基準値を守る意向は表明していない」との指摘の一方、「強気論に疑問を呈するものはなかった」とも述べている。 また、別のアナリストからは「同社は需要の減退に直面して価格決定力を失い、ダウンサイクルに陥っているように見える。営業利益率は業界最高水準を維持するとの、これまでの注記も削除している」といったコメントも出ている。 (4-6月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.91ドル(予想:0.81ドル) ・売上高:249.3億ドル(予想:245.1億ドル) ・粗利益率:18.2%(予想:18.8%) ・FCF:10.1億ドル(予想:21.8億ドル) (通期見通し) ・生産台数:180万台に据え置き(予想:190万台) (NY時間09:34) テスラ<TSLA> 280.64(-10.62 -3.65%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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