東京株式(前引け)=72円安、朝安後は買い戻しで下げ渋る

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 21日前引けの日経平均株価は前日比72円60銭安の3万2417円92銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億2025万株、売買代金は1兆6933億円。値上がり銘柄数は895、値下がり銘柄数は840、変わらずは100銘柄だった。

 日経平均株価は朝安後、下げ渋る展開。前日の米国市場でNYダウは9日続伸したが、ナスダック指数は下落。この日の東京市場も半導体関連などハイテク株に売りが目立ち軟調に推移した。朝方には一時、400円を超える下落となったが、先物中心に買い戻しが入り売り一巡後は下げ渋った。6月の全国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.3%上昇と市場予想通りだった。為替は一時やや円高振れた後は円安基調に転換し1ドル=140円20銭前後で推移している。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>といった半導体関連株が安く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が値を下げた。川崎汽船<9107>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、キーエンス<6861>が軟調だった。半面、決算が好感されニデック<6594>が急伸したほか、そーせいグループ<4565>やソニーグループ<6758>、日本製鉄<5401>が値を上げた。

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