アジア株 香港株は3%超高、不動産支援強化を素直に好感 ただ買いは一時的との声も、経済成長加速には不十分との見方 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 19268.59(+600.44 +3.22%) 中国上海総合指数 3223.89(+59.73 +1.89%) 台湾加権指数 17254.65(+221.04 +1.30%) 韓国総合株価指数 2627.37(-1.16 -0.04%) 豪ASX200指数 7336.00(+29.59 +0.40%) インドSENSEX30種 66370.25(-14.53 -0.02%) アジア株は総じて上昇。 香港株は大幅高、上海株も1.89%上昇している。 中国共産党中央政治局会議で最高指導部らが、不動産市場の支援強化や消費回復加速に向けた支援を約束したことにマーケットは素直に買いで反応している。大規模な支援策ではなく、的を絞った支援策となったが、最高指導部が約束したことで中国経済成長加速に向けたさらなる支援策が期待されている。もっとも上昇は一時的との声も。的を絞った支援策では中国の経済成長を加速させるには不十分との見方。 香港市場は不動産株が大幅高。龍湖集団は20.4%高、碧桂園控股は14.3%高、中国海外発展は10.2%高、華潤置地は8.8%高。きのう米JPモルガンによる投資判断引き下げを受け急落したCG SERVICESは20.5%高と急反発。 上海市場でも不動産株が買われているほか、消費回復支援方針を受け、スポーツ・レジャー、飲料、家電、家具などといった消費者サービスが総じて上昇している。中でも酒類株が大幅高に。酒製品メーカーの舎得酒業は10%高。蒸留酒メーカーの四川水井坊は8.9%高。 豪州株は0.40%高。BHPグループやリオティント、ミネラル・リソーシズなど素材関連が総じて上昇している。 あすは豪州第2四半期と6月単体の消費者物価指数が発表される。どちらも前回から伸びが鈍化する見通しとなっている。
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