きょうのNY為替市場は前日までのドル買いが一服する中、ポンドドルも買い戻しが出ている。ロンドン時間の下げを完全に取り戻す展開。 きょうは英中銀金融政策委員会(MPC)の結果が発表され、予想通りに0.25%ポイントの利上げを実施し、政策金利を5.25%に引き上げた。英中銀は「インフレが持続すれば金利は上昇する可能性」との文言を維持し、追加利上げの可能性に含みを持たせている。ただ、経済の回復力も監視していることを示す一行を追加したほか、現在の政策が「制限的」とみられていることも新しく加えた。 これらを受けて市場では、追加利上げの可能性は高いものの、利上げサイクルの終了は近いとの見方が浮上している。短期金融市場ではターミナルレート(最終到達点)の予想が低下し、現在は5.75%で利上げ終了との見方で織り込んでいるようだ。前日までは6.00%で推移していた。一時期の6.50%以上に比べれば、かなり低下した印象だ。 英中銀はまた、インフレとの闘いには長期に渡る借入条件の引き締めが必要になるかもしれないと警告している。景気へのリスクも高まっていることから、利上げサイクルは早期に終了させ、インフレを2%目標に戻すために、高い金利水準を長期間維持する方針に変更した可能性もありそうだ。 なお、一部で注目されていた量的引締め(QT)のぺース拡大については、10月以降の保有国債の売却を来月に決定すると述べていた。 GBP/USD 1.2712 GBP/JPY 181.19 EUR/GBP 0.8618 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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