きょうのドル円は米国債の動向をにらみながら、方向感なく上下動している。NY時間にかけて戻り売りが優勢となり、一時141円台に値を落とす場面も見られた。しかし、それ以上の下押しもなく142円台に戻す展開。 先週の米雇用統計に為替市場はドル売りの反応を見せ、ドル円も一時141円台半ばまで下落する場面が見られた。しかし、下押す動きもなく下値をサポートされている。 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)は予想を下回り、歴史的な基準値でもある20万人増を下回ったものの、失業率や平均時給は米労働市場の力強さを依然として示しており、市場のFRBの利上げサイクルの見通しに大きな変化を与えなかった。その意味では今週の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が何らかのヒントを与えてくれるか待っている状況のようだ。 米大手銀のストラテジストからは、ドル高になるには、恐らくヘッジファンドによるサポートが必要としながらも、いまは歴史的にみても、ファンド勢はドルに対してより懐疑的に見ているとの指摘も出ている。投資家のセンチメントのバックワード・ルッキングのアプローチを使用し、直近の為替のポジショニングを2012年まで遡った歴史と比較したとしている。 USD/JPY 142.35 EUR/JPY 156.60 GBP/JPY 181.78 AUD/JPY 93.41 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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