反落、上昇が続いた反動で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=82.82(-1.58 -1.87%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.58から1.40ドル安。その他の限月は1.27から0.57ドル安。

 上昇が続いた反動で利益確定の売りが優勢となった。米消費者物価指数(CPI)を手がかりにドル高に振れたことが重し。ただ、米CPIを受けても米追加利上げ観測は高まっておらず、米経済のソフトランディングが引き続き期待されている。

 時間外取引で9月限は84.89ドルまで強含む場面はあったが上値は伸びず、通常取引開始を控えて売り優勢となった。通常取引開始後は82.58ドルまで下げ幅を広げた。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。