きょうのポンドドルは、ドル買いが一服する中で下げ渋る動きも見せていたものの、依然として上値は重い。200日線が1.24ドル台前半に来ているが、その水準を視野に入れた値動きが続いている。 ここに来て英中銀の利上げ軌道に不透明感が強まっていることもポンドを圧迫している。英住宅価格の下落が顕著になっており、住宅ローンの上昇で住宅需要が落ち込み、売り手は価格を引き下げざるを得なくなっている。英中銀の利上げの影響が、時間を置いて住宅ローン金利上昇を通じ、顕在化している可能性が高まっている。また、企業のセンチメントも低下しており、今週発表の英PMIは英経済の弱さを浮き彫りにしていた。 そのような中で、ベイリー総裁は今週、「現在の引き締めサイクルは終了にかなり近づいている」と述べる一方で、粘り強い高インフレで英中銀は追加利上げが必要になる可能性にも言及していた。 市場は9月利上げについては82%の確率で確信しているものの、それを含めてあと2回との見方がコンセンサスとなっている。その場合、政策金利は5.75%まで上昇するが、以前は6%台への上昇が見込まれいたことから、それに比べれば、利上げ期待は大きく後退している。 GBP/USD 1.2475 GBP/JPY 184.24 EUR/GBP 0.8587 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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